やばい天才たちが集まる東京藝術大学の謎と伝説をさらばが聞く!/さらばのこの本ダレが書いとんねん
毎週火曜深夜24時30分から放送中の「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」では、世の中の「誰が書いとんねん!」と感じる本を掘り下げていく番組です。編集部がオススメの放送回をご紹介!今回紹介するのは『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』(著者:二宮敦人)
藝大って何?カオスな世界へようこそ…
番組で取り上げたのは『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』。著者の二宮氏は藝大について全くの無知な状態から取材をスタートしたのだとか…。奥さんが東京藝大卒業生であることをきっかけに、藝大という特異な世界を探求することになります。
藝大には、「音楽学部」と「美術学部」という二つの大きな部門があり、音楽学部には作曲や声楽、指揮、邦楽などのコース。美術学部には絵画や彫刻、デザイン、建築といったコースがあり、それぞれが専門分野に特化しているそう。
藝大が「芸術界の東大」と呼ばれるほどのブランド力があるのをご存知の方も多いかもしれません。入学するだけで「すごい!」と言われることも多く、そのステータスは計り知れません!入学式では学長が「ここは何年かに一人の天才を生み出すための大学」と言うのだとか…。
彫刻家の妻が妊娠中に1トンの木材を購入!?
二宮氏の奥さんはなんと妊娠中にもかかわらず「彫刻作りたい!」と突然宣言し、1トンもの木材を購入したそうです。「この木を削って亀を作る!」と意気込む奥さんに、二宮氏は「どこからツッコんだらいいんだ…」と頭を抱えたとか。さすが藝大卒、スケールが違います!
今は育児に専念している奥さんですが、実は美術教師の資格も持っていて、いつかまたアーティストとして活動を再開する日がくるかも…。是非、1トンの木材を超えるクレイジーな逸話をお待ちしております!
藝大伝説!東京藝大にはホームレスがいるって本当?
東京藝大のキャンパス内には、「ホームレスがいる」いう噂があるそうで、本当に藝大生かどうかはわからないものの、自由なライフスタイルや芸術に対するストイックな姿勢を持つ方が多いため、そんな噂話が広まっているのだとか…。
また、藝大生は自分の表現と向き合うあまり、精神的に参ってしまうこともあるみたいです。その結果、毎年1学年に1人くらいは「消えていく」という伝説まで。芸術を追い求める藝大生たちにとっては「武勇伝」として語り継がれているのかもしれません。
東京藝大のユニークすぎる入試問題!
東京藝大の入試といえば、他の大学とは一味違う独特な問題が出ることで有名。例えば「人を描きなさい」というお題の制限時間はなんと2日間!正解がないからこそ、自分の個性や表現力がどこまで発揮できるかが試されるわけです。
さらに、過去には「鉛筆、消しゴム、紙を使って好きなことをしなさい」なんて課題も。これに対してある合格者は、鉛筆を芯が出るまで削って、その芯を折って並べ、自画像として提出したんだとか。まさに藝大らしい試験で、芸術家としての独創性が問われる試験なのかもしれません。
一流アーティストの登竜門、東京藝大の世界
東京藝大といえば、King Gnuや坂本龍一、村上隆といった一流アーティストを輩出してきたことから、「一流アーティスト=藝大」というブランドがしっかり根付いています。その分、入学はとても狭き門。絵画科は倍率20倍で、彫刻科には何年も浪人を重ねる学生が珍しくないほど…。この本では、そんな藝大のカオスで熱狂的な世界が描かれていています。一度足を踏み入れると虜になる不思議な魅力が詰まっています!
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