K-PROの裏側!児島気奈が語る「芸人沼」の深さとは?

毎週火曜深夜24時30分~放送中の「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」。この番組は、さらば青春の光が世の中の「誰が書いとんねん!」という書籍を集めて深掘りしていく番組です。今回紹介された本は『芸人沼から抜けられない。』(著者:児島気奈さん)
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K-PRO代表・児島気奈さんとは?

年間1300回以上のお笑いライブを企画・運営する児島気奈さん。今では50組以上の芸人が所属するK-PROを率いていてお笑い好きの間では知らない人はいない彼女ですが、実は自身もかつて芸人として舞台に立っていたんだとか。
高校生の頃からお笑いに関わり、最初はコンビ、その後トリオ、最終的にはピン芸人として活動。同期にはマシンガンズらがいて、一緒にライブにも出演していたそう。

しかし、ある日「自分は舞台に立つ側ではない」と気づき、裏方の道へ進むことに。お笑いへの熱い想いが今の活動につながっているようです。
誕生のきっかけは劇場の申し込み欄?

芸人として活動する一方で、ライブの裏方業務も手がけていた児島さん。仲間内で劇場を借りた際、劇場の申し込み欄に「代表:児島気奈」と記入したことが、K-PROの始まりだったそう。

当時はライブの赤字をバイト代で補填しながら、お笑いライブを続ける日々。それでも「お笑いライブをやれるだけで楽しい」という気持ちで突き進んでいたそう。今やK-PROはインディーズ芸人の登竜門的な存在になっていますが、始まりは意外にも手探りの状態だったんですね。
芸人としての経験が裏方の視点を生んだ

児島さんは「お笑いライブを主催することで、芸人さんに『お笑いをやっててよかった』と思ってもらいたい」と語ります。ライブを通じて若手にチャンスを与え、実力のある芸人が先輩と共演できる場を作ることを意識。

勝ち上がった芸人が大きな舞台に立てる仕組みを作ることで、夢を持ってもらえるよう工夫しているんだとか。芸人としての挫折を経験したからこそ、彼女のライブには「芸人を育てる」という視点があるのかもしれません。
K-PROの成長を後押しした村田渚さんの言葉

K-PROを本格的なビジネスにするきっかけとなったのが、元フォークダンスDE成子坂・村田渚さんの一言。ライブ主催を始めたばかりの頃、児島さんが村田さんに「ただのお笑いファン」と思われるのではと恐る恐る話していた時、彼はこう言ったそうです。

「俺らに使ったお金分、俺らを使って取り返さなきゃダメだよ」。それまで「好きだからやっている」と思っていた児島さんが、「お笑いライブを仕事として成立させる」という意識に変わるきっかけになった言葉なんだとか。
「女性がライブを主催すること」に対する偏見

当初、K-PROの活動は周囲から疑問視されることも多かったんだとか。特に事務所側からは「女性が主催するお笑いライブってどうなの?」と厳しい目を向けられることも。

それでも児島さんは着実にライブを続け、2008年には80〜100人規模の会場から300人規模の会場へとステップアップ。ようやく黒字化を果たし、ライブ事業を軌道に乗せていきました。お笑いライブに対する熱意が、少しずつ周囲の見方を変えていったのです。
K-PROの歩みを辿る一冊

本書『芸人沼から抜け出せない。』では、児島さんがどのようにしてK-PROを成長させてきたのか、そしてお笑いライブへの情熱がどこから生まれたのかが語られています。
芸人としての経験を経て、ライブ主催者としての道を切り開いた彼女の物語は、お笑い好きなら必読。K-PROがどのようにインディーズ芸人の登竜門になったのか、ぜひこの一冊で確かめてみてください。
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