【2分で読める】飲むお酢のパイオニア「はちみつ黒酢ダイエット」誕生のきっかけは消費者のクレーム⁉「まずいものランキング1位」からの逆転劇

飲むお酢ブームの火付け役となったタマノイ酢「はちみつ黒酢ダイエット」はビネガードリンクで16年連続売上№1の商品!しかし、ヒットに至るまでには大変な苦労があったのです。
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1本の電話から始まった!「薄めなくても飲める黒酢ドリンク」開発

きっかけは、1本の苦情の電話でした。1990年代前半から販売していた黒酢商品「スーパー黒酢」について、「毎回薄めるのが面倒くさい」と消費者から不満の声を受けます。

当時タマノイ酢は健康ドリンクブームに乗っかり、お酢とは関係のない様々な清涼飲料水を手掛けていました。しかし、販売した19種類の商品はいずれも失敗…。
こうして消費者のクレームを受けた「薄めずに飲める黒酢ドリンク」開発が、20回目の挑戦として立ち上がることになったのです。
20回目の正直のため…○年目社員を開発部員に抜擢⁉

この新たな挑戦で、当時の社長・播野勤は思い切った決断を下します。なんと開発の中心に入社2年目の若手女性社員を据えたのです。経験が浅い分、自由な発想が生まれやすい若手を活かす方針を取りました。

早速、若手社員は「黒酢を水で薄めるのではなく、果汁で割ってみたらどうか」と提案。果汁によって黒酢独特のツーンとした風味が和らぎ、飲みやすくなると考えたのです。

数十種類もの果汁を試した結果、「りんご果汁」が黒酢と合うことが判明。さらに甘味として「はちみつ」を加えることに。
こうして1996年、そのまま飲めるお酢のドリンク「はちみつ黒酢ダイエット」が誕生したのです。
予想に反し売れ行き不振!雑誌に掲載も…驚きの掲載理由が!

しかし、爆発的に売れる!という予想はいきなり覆されます。「はちみつ黒酢ダイエット」は地元大阪の一部エリアでしか売れないという、「終売しないギリギリのライン」を辿ってしまいます。

そんなある日、雑誌に「はちみつ黒酢ダイエット」が取り上げられているのを偶然発見。しかし、内容は決して喜ばしいものではなく…「まずいものランキング」で1位に選ばれてしまったのです。これを受け、社内からも冷ややかな声が漏れはじめます。
不人気の理由は「消費者の認識不足」⁉大規模プロモーションに奔走

「終売」がよぎる中、店頭販売中の社員があることに気付きます。それは、ほとんどの消費者が「お酢が健康に良い」ことを認知していなかったという事実。そこで、お酢の健康効果を広めるべく、大規模な宣伝を展開することを決断したのです。

年間5億円という巨額の宣伝費を投じた結果、仕入れの問い合わせが殺到!お酢のタンクが空になるほど生産が追いつかなかったと現社長は話します。

逆転を果たした「はちみつ黒酢ダイエット」は発売10年目についに累計6億本を突破!
今やビネガードリンク市場をリードする大ヒット商品となっています。
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番組情報
〇番組名
日経スペシャル もしものマネー道もしマネ
〇内容
『もしもの時』に備えるマネー道!マネー活用バラエティ!
〇放送日時
テレビ大阪 第1~3日曜日 午後2時放送!放送終了後はYouTubeチャンネル、TVerで無料見逃し配信中。
〇番組HP
https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/moshimane/
〇もしマネYouTube再生リスト
https://www.youtube.com/watch?v=6Wfd4Gf2l74&list=PLtu-h0BP6Mk-n6KEfGFbhk6dQLJuhYTgU
〇番組TVer
https://tver.jp/series/srxig6d8zn
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