ラジオ作家のレジェンドが明かす「面白いトーク」の極意!/さらばのこの本ダレが書いとんねん

毎週火曜深夜24時30分~放送中の「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」。この番組は、さらば青春の光が世の中の「誰が書いとんねん!」という書籍を集めて深掘りしていく番組です。今回は『トークの教室 「面白いトーク」はどのように生まれるのか』(著者:藤井青銅さん)
テレビよりもラジオを選んだ理由

放送作家としてのキャリアを持つ藤井さんですが、実はテレビの仕事にはあまり馴染めなかったそう。テレビ業界では、多くのスタッフを巻き込んで番組を作る必要がありますが、ラジオは基本的にブース内の数人とやりとりするだけ。その気楽さが自分に合っていたと語ります。

実際、『オードリーのオールナイトニッポン』でもブース内には入らず、本番前に雑談するだけというスタイルを取っているのだとか。
オードリーとの運命的な出会い

藤井さんがオードリーと出会ったのは、彼らがM-1でブレイクする前のこと。売れていない芸人にトークをさせる番組を企画し、各事務所に「30歳前後で売れていない芸人を集めてほしい」と依頼。

すると、オードリー、ナイツ、いとうあさこなど、のちに大ブレイクする面々が集結。藤井さんはそこで若林さんのトーク力に惚れ込み、M-1直後にニッポン放送へ「オードリーでオールナイトニッポンをやらせませんか?」と提案したんだとか。
オードリーのANNが成功した理由

オードリーのラジオは今や長寿番組ですが、当初は春日さんが「トゥース!」のキャラを引きずっていた時期も。藤井さんは「キャラ芸人は使い捨てされる可能性が高い」と考えたのだとか。
「面白いトーク」とは何か?

藤井さんは「話の核となるポイントは自分では気づきにくい」と語ります。話している本人はどこが面白いのかわからないことが多いのだとか。しかし、藤井さんが「ここがポイント」と指摘することで、その部分を膨らませ、より面白く話せるようになるそう。
テレビとラジオのトークは別物

テレビとラジオでは「話し方」が全く違うそう。テレビでは長いトークの尺はほとんどなく、1分程度の短いコメントが求められます。一方、ラジオはじっくり話を展開できるため、紆余曲折を経たストーリーの方が面白いのだとか。

また、ラジオは「熱量」が伝わりやすいメディアでもあるため、話す側が本気で楽しんでいないと、リスナーにも伝わらないという点も重要なのだそう。
「トークの教室」で学ぶ面白い話し方

芸人を目指す人はもちろん、プレゼンや日常会話で「話がうまくなりたい」と思っている人にも役立つ内容が詰まっています。トークの本質を学べば、普段の会話ももっと楽しくなるかもしれません。
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