あの偉人の年収は?紫式部もビックリ…藤原道長の年収は億超え!?/さらばのこの本ダレが書いとんねん
毎週火曜深夜24時30分~放送中の「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」。この番組は、さらば青春の光が世の中の「誰が書いとんねん!」という書籍を集めて深掘りしていく番組です。編集部がオススメの放送回をご紹介!今回紹介された本は『偉人の年収』(著者:堀江宏樹)。
歴史上の偉人の年収は?現代円換算で驚きの金額が!
今回は『偉人の年収』という歴史上の偉人たちの収入を現代の日本円で換算し、彼らの稼ぎ方やお金の使い方を探った一冊をピックアップ。著者の堀江宏樹氏は、歴史エッセイストとして活躍していて、データをつなぎ合わせて物語を作るなど、独自の視点が人気の作家さん。小説でも研究でもない「エッセイ」というスタイルで、歴史上の偉人たちの収入事情を明らかにしていくのが本書の魅力となっていますので、気になる方は是非、チェックしてみて下さい。
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一番稼いだのは誰?日本のトップは徳川家康と藤原道長!
堀江氏によると、日本史上で最も稼いだのは藤原道長と徳川家康。この2人は当時の貨幣価値で言えば億単位どころか、「無限大」ともいえる収入だったとか…。なんともうらやましい限りです。
道長は、国家からの給料こそ少なかったものの、代わりに広大な土地を私有しており、その農業収入で莫大な財を築いていました。家康も全国の土地や金山、漁港などから収益を得ており、年間4000億円にも相当する収入を得ていたそうです。これはすごい!そんな収入を得ていたためか、家康は、江戸城の地下に数千億円規模の金塊を隠していたという噂もあったのだとか。まさに埋蔵金伝説のもとですね。
海外の大富豪は?チンギス・ハンやクレオパトラのエピソード
海外の歴史をさかのぼってみると、チンギス・ハンは莫大な領地を持っていましたが、砂漠地帯が多く収益性には欠けていたと堀江氏は語ります。広ければ良いってものではないんですね。ちなみに、クレオパトラはその財政力を見せつける逸話が有名で、イヤリングを酢に溶かし、そこに真珠を入れてゴクっと飲み干すという派手なパフォーマンスを披露し、ローマの人たちに財力をアピールしていたそうです。
このエピソードを今のお金で換算すると、なんと1杯1億6000万円!彼女自身が稼いでいたわけではありませんが、エジプト全体の財力が背景にあったようです。まさにクレオパトラの圧倒的な富を象徴する話ですね。
親近感が沸く!?意外に貧乏だった偉人たち
逆に「貧乏だった偉人」もたくさんいます。例えば宮沢賢治は本を買うお金すらなく、物々交換でしのいだというエピソードが残っています。実家は資産家だったため、父親から資金援助を受けていたそう。貧乏なのか…お金持ちなのか…。また、世界一有名な素人童貞とも言われるアンデルセンは、日記に「1万2000円ほどで娼婦に会いに行った」という記録が残っているのだとか。収入には恵まれていなかったようです。
そして堀江氏が「最も稼げなかった有名人」として挙げるのがゴッホ。彼は生涯で10点ほどの絵が売れたものの、収入はわずか24万円ほど。ほとんどを弟のテオに頼りながら生活していたといいます。
また、昆虫学者ファーブルも稼ぎには苦労しており、存命中は昆虫記が大ヒットするわけでもなく、学校の先生をして生計を立てていたそうです。
交渉上手?剣豪・宮本武蔵の稼ぎ方は?
日本の剣豪・宮本武蔵も興味深い収入事情を持っていました。彼は「自分は一流だから一流の給料をもらいたい」と訴え、当時の希望年収は…現代換算で1億円!しかし、現実は3000万円程度で落ち着いたと言われています。
晩年は絵を描く芸術家としても知られていて、熊本には彼の作品が展示された美術館も建てられています。
偉人たちのお金のエピソードを知ると、生き様がより身近に感じられますね。『偉人の年収』は、ちょっとしたタイムスリップを楽しめる一冊です。
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