初耳怪談|三木大雲の“怪談説法”が開幕!|震撼…毎晩起こる怪奇現象…なぜか自分の部屋に狐が現れ…【三木大雲】【島田秀平】【ナナフシギ】【松原タニシ】【響洋平】
毎週月曜24時30分~放送中の「初耳怪談」。人気怪談師・島田秀平やナナフシギがゲストや投稿者から集めた、メディア未発表の「初耳怪談」をトーク形式で披露していく番組です。今回のゲストは「怪談和尚」こと三木大雲さん。至極の怪談話を披露してくれました。
【三木大雲】部屋を訪れる狐
三木大雲さんが持ち込みの怪談話を披露。小学校6年生の少年と両親、どこにでもいるような平凡な家庭に起こったお話です。
ある日、部屋のある2階で過ごしていた少年はカツカツと何か堅いものを叩くような音に気が付きました。音は1階から少しずつ自分の部屋に近づいてくるような心地がします。怖くなって少年は両親にこの話をしますが、両親は「寝ぼけているだけ」と取り合ってくれません。ある日、カツカツという音が部屋の扉の前までやってきました。扉が開き、怖く思いつつも目を開けると、何か黒い影が見えます。怖くなってしまい、そのまま布団をかぶり、その日は寝てしまいました。
数日がすぎ、また、カツカツという音がします。堅い音は部屋の前で止まり、扉が開きました。恐る恐る黒い影をよく見ると、そこにいたのは、なんと狐だったのです。しかし、少年が叫ぶと狐は消えてしまいました。
その日は父親が一緒に寝てくれることになりました。夜半、また、カチカチという堅い音が階段を上ってきます。堅い音は父親にも聞こえたようで、「ちょっと見に行ってくる」と父は部屋を出ていきます。それと入れ違うように、すっと扉から狐が顔を出しました。慌てて父親を呼び、父親は階段を駆け上がってきましたが、狐は消えてしまいました。
「ひょっとしたら、狐は自分以外に見えていないのでは」と思い、翌日、学校の友達に狐の話を聞かせます。すると、友人は首をかしげて「街中に野生の狐がいる?別の生き物じゃないか?」と問い返しました。いわれてみれば、部屋に来る狐は犬のような唸り声をあげていました。果たして狐はあんなうなり声をあげるのか?と、クラスメイトと話していると、「その話、僕にも聞かせて」と別のクラスメイトがやってきました。実は彼、クラスで少し浮いている生徒でした。あまり関わり合いを持ちたくないので、「別にお前に話すことはない」とつれなくあしらいます。しかし、飼っていた犬が『キツネ』という名前でこの間死んだのだと言います。「『キツネ』だったら光る首輪をしているはずだから、それだけ確かめて」と…。
その晩、少年は母親にお願いして一緒に寝てもらうことにしました。深夜、堅い音が近づいてきます。母親も気づいた様子で部屋の扉を開けましたがそこには誰もいません。「ちょっと見てくる」と母親が1階におりました。すると、狐がぬっとあらわれます。よく見ると、その首には光る首輪がかけられていました。「『キツネ』か?」と少年が呼びかけると、少年の腕にかみつきました。少年の悲鳴に両親が慌てて部屋に戻ると、その腕にはしっかり犬の歯形が残っていたのでした。
翌日、少年はクラスメイトにそのことを話し、これまでのことを謝りました。すると不思議なことにかまれた傷がすっと消えたそう。

