近畿大学の人気講義「ゾンビ学」が一冊の本に! 『大学で学ぶゾンビ学~人はなぜゾンビに惹かれるのか~』をご紹介/さらばのこの本ダレが書いとんねん!
毎週火曜深夜24時30分~放送中の「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」。
この番組は、さらば青春の光が世の中の「誰が書いとんねん!」という書籍を集めて深堀りしていく番組です。
今回紹介された本は『大学で学ぶゾンビ学~人はなぜゾンビに惹かれるのか~』(著者:岡本健、扶桑社)。
ゾンビ作品を通ってきていない二人の前に近大の先生が登場!
動画配信サイトで上位にランクインすることが多いゾンビもの映画やドラマ、アニメ…。 今回、番組が取り上げる本は『大学で学ぶゾンビ学~人はなぜゾンビに惹かれるのか~』(著者:岡本健、扶桑社)。 ゾンビものに詳しくない森田に、何か冷めた目で見てしまうという東ブクロ。ゾンビもの大好き!というわけではないさらばのふたりがこの一冊でゾンビものに目覚めることができるのでしょうか!? そんな二人の前に登場したのは著者の岡本健さん(以下、先生と記載)。近畿大学総合社会学部教授で、先生の教えるゾンビ学は教室から学生があふれてしまうこともあったとか。 学生時代に観たゾンビ映画がとてもくだらなかったのに、世の中にはゾンビ映画があふれている、1本1本観ていった先生はゾンビという非現実なものをどう工夫して描くのか、メタ的に観るようになったのだそう。 さらばのふたりが冒頭でゾンビ映画についてケチをつけていましたが、その視点はとても大事だそうで、「5本ぐらい我慢してみたら、ゾンビ映画にハマると思う」と後押し。
海外ドラマ「ウォーキング・デッド」は何がスゴくて人気になった?
ゾンビものといえば思い浮かぶ人も多い『ウォーキング・デッド』。先生は「ゾンビが蔓延した中で人間がどうなるのか」を描いたことが新しい視点だったと解説。モンスターものと大きく違う点は「ゾンビ=現象」という点。倒したら終わりというものではなく、ゾンビが蔓延しているのは止められないという環境の中で、人間が右往左往するさまを描いているのが面白いと説明し、さらばの二人も先生の話にどんどん引き付けられていきます。
ゾンビは実在していた?ハイチ共和国の“ブードゥー教”
最初のゾンビは現実にいた、と先生から衝撃の事実が! ブードゥー教では「ゾンビパウダー」というものがあったのだそう。それを飲ませた人を復活させ、その人のことをゾンビと呼んでいたのだとか…。 ウィリアム・シブルックがそれをアメリカに紹介し、作られた映画が世界初のゾンビ映画である『ホワイト・ゾンビ』です。ゾンビが呪術師に働かされる存在として描かれ、よくあるゾンビものとは違う本作に先生もどう見たらいいか困惑したそう。(呪術師の男性の顔のどアップが怖いらしいです)
人喰いゾンビが誕生したのは、1968年「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」
人喰いが登場したのは1968年『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』。ゾンビ映画の神様と呼ばれる、ジョージ・A・ロメロ監督の作品です。監督はゾンビ映画を撮ったつもりはなかったのですが、周囲から言われて観念し、その後ゾンビ映画をたくさん撮影したのだとか。映画のTシャツを持っているという森田、実は無意識にゾンビ映画に惹かれている?!
ゾンビ映画の金字塔、1978年映画「ゾンビ」
そんなゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督が1978年に撮った『ゾンビ』(ドーン・オブ・ザ・デッド)は『ウォーキング・デッド』など今のゾンビ作品の元になっている要素が多いのだとか。ゾンビものが好きな方はチェックしておくべき作品かも?
その後も、ゾンビ映画のコスパ最強説、ゾンビ映画の低迷を復活させた『バイオハザード』、走るゾンビが登場した『28日後…』、踊ると思いきや…なインドのゾンビ映画etc.ゾンビのようにどんどん話が出てきます。
そんなゾンビ研究家である先生が選ぶ「見たらハマるゾンビ映画ベスト3」とは? そして、本とともにゾンビものを見直したくなること間違いなしの1冊、さらばの二人は帯になんて書く?
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