【万博・暑さ対策】一番涼しいパビリオン!?大量のミャクミャクと「日本推しラトビア人」に会ってきた

バルト館が「涼しい」理由
こんにちは!加守です。
見つけたかもしれません。
万博会場内で最も涼しいパビリオンを・・・!

それがここ、バルト館!
ラトビアとリトアニアが共同で開くパビリオンです。
涼しいというより、冷たっ!と感じさせるものが・・・

パビリオン内部にそびえ立つ緑の壁。
「KIZUNAの壁」と呼ばれるこの作品は、ラトビア人のデザイナー、アーサー・アナルツさんが手掛けたそうです。
実は、この壁の裏に巨大な冷却装置があり、表面をキンッキンに冷やしています。

壁を冷やすことで大量の結露が発生。
そこに絵や文字を書いてもらうことが狙いです。

私もたこるくんを描いてみることに。

こうして・・・

これで・・・

はいっ!
描いたそばからどんどん消えてしまうのが難しいところ。
しっかり結露が出るように、外気温に合わせて冷却温度も変えているそうです。
「KIZUNAの壁」に触れて涼を感じてみては?
ついに出会えた「日本推しラトビア人」
この日、パビリオンの入口で写真撮影に応じていた方がいました。

「日本推しラトビア人」としてSNSで大人気のアルトゥルさん!
爽やか~!So Cool!涼しい~!
万博期間中、バルト館の職員として働いているそうです。
「写真をブログに載せていいですか?」と尋ねると、
「いいですよ!僕、著作権フリーなので!」。
「背が高いですね!」と言うと、
「187センチです!日本にいると、いろいろぶつかります!」。
笑いも交える完璧な受け答えもSo Coolでした。
大統領も感銘!ミャクミャク盗難のその後
開幕して間もなく、ミャクミャク人形の盗難で話題になったバルト館。
アルトゥルさんもSNSでそのことを発信しました。
すると、そのことを知った人から大量のミャクミャク人形がバルト館に届き、
その数は展示台から零れ落ちそうなほどに。
私が取材した日にラトビアのリンケービッチ大統領がパビリオンを訪問していて、奇跡的にインタビューする機会があったのですが、「人形が盗られたことは知っている」「その後に大勢の人がミャクミャク人形を贈ってくれたのを聞いて、温かい気持ちになった。みんなに感謝しています」と話されていました。
これは後日、アルトゥルさんのSNSで知ったのですが、
寄贈された大量のミャクミャク人形は、万博に行きたくても行けない方のために、大阪市内の病院に贈られたそうです。
人から人へ、ミャクミャクを介した温かい気持ちのリレー。
アルトゥルさんはじめ、バルト館の皆さんの心は最高にホットでした。
アルトゥルさん出演のVTRはこちらから!
アルトゥルさんにも出演していただいた「やさしいニュース」の放送回は下記のYouTubeリンクからご視聴いただけます!