【前編】 OSAKA MOBILITY SHOW 2023 第12回 大阪モーターショー|イベントレポート
車にグルメ、恐竜まで!?家族で楽しめるモーターショー
車と一緒に過ごす、ワクワクな未来を探しに行こう!
2023年12月8日(金)から11日(日)まで、4年ぶりに開催された西日本最大級のモーターイベント『第12回大阪モーターショー/OSAKA MOBILITY SHOW 2023』。車マニアだけでなく、なんと子どもと一緒に、家族で訪れても楽しめるイベントなんです。その実態を伝えるべく、取材を行いました!
イベント開場前、長蛇の列の中に家族連れを発見
イベント開始直前、会場入口には長蛇の列が。皆さんの待ちきれない気持ちが溢れる列の中、大人に混じって小さな子ども連れの家族の姿もチラホラ。車好きのパパと一緒に来たという男の子に話しを聞くと「はたらく車が楽しみ!」とのこと。子ども達の笑顔を探しに、会場へと向かいます!
会場には国内外から39のブランド、300台以上の車が集結!
広い会場にあるのは車だけではありません。グルメが味わえるということで注目の「味わいロード」に同時開催の「大恐竜王国」があるキッズゾーンなど、家族で楽しめそうな気になるスポットがたくさん。(はたらくくるまのコーナーは6Aに!)
車は「モーター」から「モビリティ」の時代へ
車は「モーター」から「モビリティ」の時代へ、とは最近よく耳にするフレーズです。車と聞いてイメージするものは何でしょうか。例えば、遠く離れた場所へ、徒歩や自転車より早く人や荷物を早く運ぶことができる。公共通機関より行ける場所に自由がある、など。
これは今までの「モーター」で、それは乗り物のこと。「モビリティ」はそこから広がって人間が主体になり、車がもっと柔軟で可能性があるものになるということです。
写真はトヨタのIMV 0 DIGITAL CUSTOMIZを体験できるブース。端末を使って車の荷台に「?」と描かれた部分を来場者がカスタマイズし、作ったものを「?」の部分に投影することができます。読者の皆さんはどんな車を想像するでしょう。
キッチンカーや花屋さん、移動図書館、スクリーンを積んで映画を流したり、アート作品を展示したりと色んな車が考えられます。
他にも車いすが積みやすく障害のある方にもやさしい車や、環境に考慮された車など、未来には多様な「車」が登場し、それを使う人それぞれのライフスタイルに合わせて選択したり、カスタマイズしたりすることができるようになるということがわかりました。
(こちらは自分でお絵描きした車を、スクリーン上に映してレースができるブース。)
子ども連れの家族なら、パパとママが見たいのはいつだってかわいい子どもの笑顔ですよね!
どんな車に乗れば家族みんなが楽しく過ごせて、子どもが笑顔になるかな?と、想像に夢が膨らみます。
「味わいロード」で、お腹も膨らませたい!
未来の夢も膨らむし、お腹も膨らませたい!ということで今回のイベントで注目のひとつ、北海道から九州までの絶品グルメが楽しめる「味わいロード」を紹介します。
お肉、海鮮、ラーメン、フライドポテト、スイーツなど約60店のブースが並び、パパもママも子どもも、みんなが嬉しいフードが揃っています。
まず選んだのはこちら。愛知県の三河の「美河フランク」のジャンボサイズ!粗挽きのお肉にギューと詰まったジューシーな肉汁が美味しさの秘訣です。
そのほかに注文したローストビーフ丼、天丼、たこ焼き、デザートのチュロスに飲み物を並べていただきます。どれも美味しそう!
美味しくてうれしい笑顔を見つけました!
会場で楽しそうに食事をする兄弟の姿を見つけました。お揃いでフェラーリのキャップを被るほど車が大好きなようです。ご飯をいっぱい食べて、大満足の笑顔を見せてくれました。
フードが楽しめるスポットは味わいロード以外にもあり、屋外のスカイプラザにはキッチンカーが並んでいました。特に人気があったのはマグロの解体ショーで、和歌山県若狭の串本からやってきた生マグロを求める行列ができていました。
やっぱり大人気!「はたらくくるまコーナー」
お腹もいっぱいになったので、再び車を見に行きます!冒頭の行列で会った男の子が楽しみにしていた「はたらくくるまコーナー」は、やっぱり子ども達に大人気。ここでは現役で使用されている車から新車までを展示していました。
担当の方に話を聞くと、消防車の新車はバックする時に後ろの映像が見えるカメラがついていて、これまで誘導員が必要だったバックの時の人手が不要になったそうです。日々少しずつ進化していますね。
(やっぱり実際に乗れるのは楽しいですよね!)
全長15メートルの恐竜も
この日に同時開催されていたのはキッズコーナー内の「大恐竜王国2023」では、体長15メートルの動く超大型恐竜ティラノサウルスが君臨。
リアルな鳴き声で思わず襲いかかってきそうな迫力は、最新のテクノロジーやデザインを駆使した車とはまた違うカッコよさがありました。
(これが本物なら、思わず走って逃げ出したいところ。)
キッズスペースにあるふわふわのボールプール。ここでも子ども達の笑顔を発見!パパかママが自分の好きな車を見に行っている間に、遊ぶこともできますね。
続く後編記事では、会場にある色々な種類の車を見ていきます。
さらにイベントステージでは今子ども達に大人気の”あのキャラクター”が登場します!
執筆:kaori sawada
Photo:muku