パチンコで脳汁!?パチンコライターの「当たる瞬間」を描いた『パチンコが好きで何が悪い?』を徹底紹介/さらばのこの本ダレが書いとんねん
毎週火曜深夜24時30分~放送中の「さらばのこの本ダレが書いとんねん!」。この番組は、さらば青春の光が世の中の「誰が書いとんねん!」という書籍を集めて深掘りしていく番組です。今回紹介された本は『パチンコが好きで何が悪い?』(著者:森本レオ子)
編集者志望なのに…なぜ、パチンコライターに⁉
今回、番組が取り上げた本は『パチンコが好きで何が悪い?』。著者の森本氏は、雑誌編集者を夢見て関西から上京し、出版社で働くことを目指して複数の出版社を受けましたが、最終的に内定を得たのはパチンコ必勝ガイドを発行する会社。意図せずパチンコ業界に足を踏み入れます。その後、入社してからの異動でパチンコ専門の部署に配属され、ますますその世界に引き込まれていったのだとか。
「もともとパチンコは好きだったけど、気づけばハマっていた」と語る森本氏の人生は、いつしかパチンコと共に歩むことになります。
彼氏に隠れて…どうしても打ちたい!
あるとき、恋人に連れて行ってもらい、初めてパチンコ店を訪れた森本氏。「当たる」瞬間の快感にあっという間に虜になったのだとか。金銭的な結果よりも、その瞬間の高揚感、いわゆる「脳汁」を求めるようになっていきます。
彼氏から「絶対一人では行くな」と忠告を受けていたので、わざわざ10km以上離れた店を探しては足を運び、バレないようにこっそり楽しむ日々を続けたそう。徐々にパチンコへの情熱が深まっていき、気づいた時には森本氏は立派な「パチンコ愛好家」になっていました。
パチンコに勝ったらSNSで叩かれる?
現在、森本氏は「パチンコライター」として活動していますが、収入の多くは来店イベントやYouTubeの出演料。イベントは、安いもので2~3万円、高いもので20万円のギャラが発生するそう。
人気ライターともなると、SNSで批判に晒されることもしばしばで…。
イベントで大勝利してしまうと、SNSで「設定を教えてもらっているんじゃないか?」と疑われることも。ちょうど、1万円くらい勝つのがちょうど良いらしいです。
かつては「パチンコライター」と名乗る人も多かったそうですが、現在では「パチンコYouTuber」として活動する方も多いそう。
子どもには一生バレたくない!
森本氏は結婚していて、お子さんもいるそうなのですが、家族にはパチンコでの赤字がバレないようにしているといいます。特に旦那様はパチンコを全く打ったことがないため、収支が赤字になった際にはできるだけ隠し通す努力をしていると話します。バレたらヤバいそうです。
最近、森本氏が最も大きな勝利を手にしたのは、パチスロ『ヴァルヴァレイヴ』でのコンプリート。(37万円勝ったそう。)この時の喜びも旦那様には秘密にし、「脳汁」あふれる瞬間を一人かみしめました。
抽選を受けるために朝は早起きし、母親としての役割もこなすなど、意外に規則正しい一日を送っているそうです。そんな彼女が特に好きなのは「海物語」。打ち手のスキルによって差が出る点に魅力を感じるとのこと。
先日、子どもが「疑似連って何?」と聞いてきて困ってしまったという森本氏。子どもには一生バレたくないというものの、パチンコの魅力から一生離れることはできなさそうです…。