ポルトガル館で見つけた日本との意外な共通点 “ピンタ”の意味とは?| EXPO HENRO 第3弾

世界42の海外パビリオンをめぐる「EXPO HENRO」。今回訪れたのは、ポルトガル館。海に囲まれた歴史あるこの国には、日本との深いつながりと、驚くほどの共通点がありました。言葉、食文化、建築…五感で感じるポルトガルの魅力を、川北アナウンサーのリポートでお届けします。
揺れるパビリオンの正体は“海”
ポルトガル館の外観に一歩近づくと、まず目に飛び込んでくるのがユラユラと揺れる外壁。その正体はなんと、9000本以上のロープ。このロープは海を象徴しており、まるで波のように風に揺られています。
この建築を手掛けたのは、世界的建築家の隈研吾氏。時間帯によって風の強さが変わる午後には、特に美しく揺れる様子が楽しめるとのこと。建物そのものが「海の国・ポルトガル」を体現しています。
日本との交流の歴史がここに
中に入ると目に飛び込んでくるのは、「南蛮貿易」をテーマにした展示の数々。ポルトガルは、ヨーロッパで初めて日本に上陸した国。16世紀には日本と交流を深め、言葉や文化の橋渡し役を果たしてきました。
例えば、「屏風」はポルトガル語で「BIOMBO(ビオンボ)」と呼ばれ、現地に言葉としても定着。一方で、日本語にもポルトガル由来の言葉がたくさんあるのをご存じでしょうか?
「天ぷら」「かるた」「アルコール」…そして、「パン」「ボタン」も実はポルトガル語からきています。
クイズ:ポルトガル語の「ピンタ」って何?
ここでクイズ!
「pinta(ピンタ)」とは日本語で何を指す言葉でしょう?
ヒントは、身近な“あの芸人”にも通じています。
正解は…「小さな点」。ピン芸人の「ピン」もここに由来し、「ピンからキリまで」の“ピン”もこの言葉から派生しています。ポルトガルとの深い言語的つながりに驚かされます。
共通点は言葉だけじゃない!食文化にも注目
ポルトガルは日本から直線距離でおよそ1万1000km。それでも両国には驚くほどの共通点があります。
・四季がある
・漁業が盛ん
・魚の消費量は日本以上
・ヨーロッパ最大の米の消費国
地理的には遠くても、文化的にはとても近い存在なんですね。
ポルトガルの“宝石”ポートワインに乾杯!
パビリオン内のレストランで特に人気なのが、「ポートワイン」。重くなく、どんな料理にも合うことから食中酒として楽しまれています。
ちなみに、ポルトガルのワイン消費量は世界トップクラス。あのフランスやイタリアをも凌ぐほどで、週に4回以上飲むという人も珍しくありません。
クイズ:ポルトガルが世界シェアNo.1を誇るワイン関連の“ある物”とは?
答えは…コルク!
ワインに欠かせない“コルク”。実は、ポルトガルはコルク生産量世界一の国なのです。
コルクの原料は「コルク樫」という木の皮。9年に一度しか収穫できず、しかもワイン栓に使えるのは3回目以降の柔らかい上質なものだけ。高品質の裏には、長い年月と手間がかかっているのです。
最後に“ピンタ”で記念のサイン
川北アナが記念のサインをお願いすると、ベルさんが記したのは「pinta」の一文字。
小さな点、けれど大きなつながりを感じさせる言葉。言葉、文化、食を通じて、日本とポルトガルの“友好の証”が確かにここにありました。
※本記事はYouTube動画の内容を生成AIで記事化、内容確認を行い、公開しています。
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