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【突撃取材】天神祭 花火師が語る”奉納花火”の鑑賞ポイント |天神祭2025

テレビ大阪は今年も7月25日に天神祭を生中継!7月25日(金)午後6時55分から放送します。

今回、クラブTVOでは、上原美穂(テレビ大阪アナウンサー) が、祭のクライマックスである奉納花火の打ち上げを担当する花火師さんにインタビューを実施!花火鑑賞のポイントなどを取材しました。

地元大阪の歴史ある花火製造会社が一手に担う!

今回お話をお伺いしたのは天神祭の奉納花火の製造と打ち上げを担当している会社のひとつ、葛城煙火株式会社。製造の中心は奈良県ですが、本社があるのは、なんと大阪市西成区。今年で75周年。創業1950年の歴史ある会社です。最初は玩具店で販売する花火の製造からスタート。三代目の社長となった現在も量販店などで販売されている玩具花火を製造しつつ、イベントや花火大会用の花火の製造や打ち上げを担当しています。

天神祭の花火に関わって20年!大ベテランが語る天神祭 奉納花火

葛城煙火株式会社が天神祭を担当し始めたのは約20年前。その当初から関わっているのが、花火職人歴25年の喜田真史さんです。現在も天神祭の花火の現場で活躍する喜田さんに、天神祭の花火の魅力や見どころをインタビューしました。

--葛城煙火株式会社さんの花火の特徴は?

「玩具花火と打ち上げ用の花火の両方を製造しているのは日本でもウチだけなんです。天神祭のように、都会の真ん中など打ち上げるスペースに制約が多い環境での打ち上げ花火においては、玩具花火製造のノウハウが入っていたりして持ち味が出せていると思っています。どうやって花火を打ち上げたら、“安全で、より迫力があって、よりきれいに魅せられるか”を大事にしています。」

--天神祭の花火のポイントは?

「打ち上げ花火もいろいろ種類があるんです。花火をどういう順番で、どんなタイミングで上げるかで見え方が大きく変わります。ずっと迫力ある花火を上げ続けても見ている方がしんどい。ゆっくり打つシーンも入れて、緩急をつけることで激しく上がるところが盛り上がるんです。」

--「天神祭ならでは」というエピソードは?

「花火は打ち上がる場所から離れたところで点火をするんですが、私がいる点火場所のそばを船渡御の船が通っていくんです。本当に近いので、船からの声も良く聞こえています。たまにですが、船の大阪締めに合わせて一緒に手をたたいていることも(笑)。船に乗っている方が気づいて、『花火師さん今、上げてください!』とか言わはるんです。そういう声がかかるのも、天神祭ならでは。それに応えて上げるということはありませんが・・・(笑)」

--天神祭にかかわる職人の数は?

「天神祭の打ち上げにかかわるのは約30名。今はコンピューターで制御するので、筒のそばに人がいることはありません。火の粉の管理や打ち上げ場所に人が入ってこないようになど、安全管理のために人を配置していますね。」

--今年はどのくらいの花火を上げますか?

「今年は約3000発の打ち上げを予定しています。筒1本に付き1発。玉を入れて配線をするなど、打ち上げ現場では1週間くらいかけて準備します。」

--天神祭とほかの花火大会の違いは?

「天神祭の花火では全部で60ぐらいのプログラムを用意。普通の花火大会だと”この時間に、この音楽に合わせて上がります”とか、ずっと連続して花火が上がっていくんですね。天神祭は奉納花火なので、(菅原道真公の御神霊を乗せた)御鳳輦(ごほうれん)が前を通っているときは上げないんです。また、花火を奉納されたスポンサーさんの船に花火を上げるタイミングを合わせたりすることも・・・この打ち上げのタイミングを合わせるのが、難しいです。上流と下流の2ヶ所から花火を打ち上げているのですが、なるべく交互にするようにしています。ここ3年ほどは花火を打ち上げるシステムを変えて、時間内になるべくリズムよく上げるようになっています。時間内に花火を打ち切らないといけないので、最後は上流・下流ともに打ち上げることもあります。」

--天神祭であげる花火のサイズは?

「天神祭で上げる最大が2.5号玉。場所的に上げられる精一杯のサイズの玉を上げています。上がると1号あたり20〜30メートルくらいの大きさに。街中で花火をあげているため、高さが上げられないことから逆に近くで見ることができるので迫力は十分あると考えています。」

「ちなみに、花火の中に詰まっている火薬の玉作りを“星掛け”といいます。原材料を混ぜて星を作り始めるのですが、水をかけて、火薬をかけて、乾かして・・・という作業を繰り返して、星を大きくしていきます。1回の作業で大きくなるのは約0.5〜1ミリ。それを天神祭で使っている花火の場合、7〜9ミリにしないといけないんです。しかも、一気に大きくしようとすると割れるんです。花火玉を作るには1ヶ月以上かかりますね。製造は1年前から準備しています。」

--花火を見るベストな天候は?

「花火が見やすい天候はやはり快晴。雨上がりで湿度が高いときは、煙の細かい粒に湿気がくっついて、見えにくくなるんです。雨上がりの無風が最悪ですね。見どころとしては、ラストの3〜5分に全体の2〜3割の花火を集中させます。また、天神祭らしさとしては、天満宮の梅鉢の紋を模した花火が上がりますので、見つけて欲しいですね。今年は、万博カラーの花火を上げたいと思っていますので、楽しんでもらいたいです!」

天神祭を熟知した花火職人がベストな花火を上げる!

「海や川、浜辺などに比べ、制約が多い都市型の打ち上げ花火。熟知した花火職人達ができる範囲の中で工夫を凝らした花火を用意しているのがわかりました。後半に向かってペースが上がっていくようなので、ぜひ、生中継をチェックしてください!」

テレビ大阪は今年も7月25日に天神祭を生中継!7月25日午後6時55分から放送します。お楽しみに!

天神祭 生中継 2025 番組HP:https://www.tv-osaka.co.jp/tenjin2025/

テレビ大阪 天神祭 まとめページ:https://www.tv-osaka.co.jp/tenjinmatsuri/

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